ロジカルシンキング(前編) 【情報に騙されない生き方】
こんにちは、Ryoです。
この記事ではロジカルシンキングの重要性についてお話ししていきます。
ロジカルシンキングは論理的思考と訳されます。
「聞いたことはあるけど、浅い理解のままになっている」という方もいるのではないでしょうか。
論理的思考はビジネスにおいて最重要スキルです。
この記事で分かる事
- ロジカルシンキングの重要性
- あなたがロジカルシンキングができているかどうか
- 日常生活で使えるロジカルシンキング
この記事ではロジカルシンキングの重要性を中心にお話します。
ビジネスでのロジカルシンキング活用方法を知りたい方は後編をご覧ください。
ロジカルシンキングって?
ロジカルシンキングとは、物事を要素ごとに仕分けし、道筋を建てながら矛盾が起こらないように考える思考法のことです。
日本語で論理的思考と訳されます。
難しいですが、人生に重要なスキルなのでぜひインプットしてください。
なぜ重要なのか?
これだけのスキルが身につくからです。
見につくスキル
- 不確かな情報に惑わされなくなる
- 問題解決能力が高まる
- 分析力が向上する
- コミュニケーション能力が高まる
- 生産性が上がる
- 提案力が身につく
思考力を養うフェルミ推定
有名なロジカルシンキングの一つにフェルミ推定があります。
これは企業の利益などを推定する時に使います。
答えの正解を求めるものではなく、考え方の正解が求められるものです。
考え方=フレームワークですね
例えば、店舗の売上と利益を求める時にはこのようなフレームワークがあります。
フレームワークに一つずつ当てはめて、売上と利益の概算を出していきます。
ロジカルシンキングでは、このフレームワークを作れるかどうかが重要なんです。
次は本能についてです。
メディアは常に人々の本能を利用しようとしています。
あなたはメディアに操られていませんか?
ドラマチックにとらえる本能
人間は見たものをドラマチックにとらえてしまう習性があります。
ハンス博士の実験を知っていますか?
正解は20%です
みなさんは合ってましたか?
この実験をしたとき、頭の良さ関係なく正解率はなんと10%だったんだそうです。
私たちは普段テレビやニュースでかわいそうな映像や情報を見ると、まるでそれがこの世界のすべてだと脳が本能で勘違いしてしまうんです。
重用なのはデータを見ることです。
脳に惑わされずデータで判断しましょう。
物事を分断する本能
人はなぜかものごとを2つにわけようとします。
でも、世の中ほとんどのものは2つにわけることは出来ないんですよね。
ちょっと考えてみてください。
こんな風に極端にわかれてるものってないんです。
分断したものをさらに細分化するグラデーション思考をしましょう。
ネガティブ本能は捨てたほうが良い
ネガティブ共感
人は何かに共感する生き物です。
でも、共感しやすいのってネガティブな事なんです。
誰かの愚痴だったりとか、イライラすることだったりとか、かわいそうな事件だったりとか。。。
メディアのネガティブセンサーコントロール術
メディアってよく遺族のインタビューとかしてますよね。
時にはそんなインタビュー必要ないじゃんと思うようなことや本質的には不要な情報も流してます。
人間はネガティブなものに集まりネガティブなことに共感する、という本能を利用しているんです。
ソフトバンクの通信障害
良い例として、ソフトバンク通信障害のメディアの記事があります。
あの後、5日間で1万件以上の解約が起こったとメディアが大きく取り上げたんです。
あの報道を見て、多くの人は過剰に反応したでしょう。
しかし、1万件という数字は本当に大きいのでしょうか?
このように計算していくと、ソフトバンクの5日間での通常解約数は約1万712件となります。
5日間で1万件の解約は特に問題ないということですね。
メディアの言っていることは常に疑って調べて、ロジカルな裏付けができるかどうかを判断することが必要です。
最後に
この記事で、ロジカルシンキングがいかに大事かが分かったと思います。
メディアや感情に流されず、ロジカルに感情を定量化しましょう。
次回の記事では、ロジカルシンキングを実際のビジネスにどう活かしていくのかをお話します。